本でみつけた、芸術家の美食悪食

アボカド・ライス・エーゲ海風

池田満寿夫

アボカド・ライス・エーゲ海風

池田満寿夫「アボカド・ライス・エーゲ海風」

美術家・池田満寿夫の、1987年の単行本『女のための男の手料理』の文庫化『男の手料理』より。こちらの本は、もともとサンケイ新聞に連載された62篇のエッセイをまとめた本です。(“女のための”がタイトルから抜けてしまったのは何故なのでしょう?)新聞の連載ということもあり、一篇が短くとても読みやすい本です。他にも面白いレシピ満載なのでまた作ります。
『アボカド・ライス・エーゲ海風』というタイトルは、第77回芥川賞を受賞した氏の小説『エーゲ海に捧ぐ』と関係があるのか無いのかはわかりません。

[材料]

  • アボカド、米、酢、オリーブ油、パセリ、塩

[作り方]

  • まず米を炊く
  • 酢飯のようにうちわで冷ましながら、酢を振りかける
  • オリーブ油スプーン1杯を加えて、20分ほど冷ます
  • パセリをみじん切りにして飯と混ぜる
  • アボカド一個分の果肉を加えて、混ぜ合わせる
  • 好みで塩を入れる

これはとても美味しかったです。オリーブオイルが入っていますが、さっぱりしていていくらでも食べられる感じです。

  • 男の手料理|池田満寿夫
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  • 男の手料理
  • 著:池田満寿夫
  • 出版:中央公論新社