作家のおやつ

コロナブックス編集部

三島由紀夫、開高健、手塚治虫、池波正太郎、植草甚一、植田正治、向田邦子など31人の作家が日頃食したお菓子やフルーツを紹介。甘さ、辛さのなかに作家の隠された素顔が現れる。

【目次】
三島由紀夫―作家は食をあれこれ語るべからず
手塚治虫―「チョコレートがないと僕は描けません」
開高健―饅頭もたこ焼きも、わしは研究しつくすデ!
檀一雄―「杏仁の匂いなつかしい」と作って食べた杏仁豆腐
植田正治―「なんかないか、なんか甘いものないか」
瀧口修造―お菓子なのか、オブジェなのか?
市川崑―せんべいはちょこっとつまめるあられにかぎる
沢村貞子―おひるは、おやつていどでいい
坂口安吾―ヒロポンとアドルムとあんこ巻き
久世光彦―母が選んだ、うっすらミルクの匂いがするおやつ
[他〕
向田邦子、中里恒子、植草甚一、石井桃子、
小津安二郎、種村季弘、川端康成、茨木のり子、
池波正太郎、吉屋信子、古川緑波、井上光晴、
色川武大、荻昌弘、内田百閒、古波蔵保好、
團伊玖磨、吉田健一、森茉莉、獅子文六、澁澤龍彦