ラヴェル その素顔と音楽論

マニュエル・ロザンタール

ラヴェル その素顔と音楽論 | マニュエル・ロザンタール
ラヴェルの弟子であり友人であった、マニュエル・ロザンタール(作曲家、指揮者)の回想録。ラヴェルとはとても親密な間柄で、ラヴェルの実直な人柄を物語るエピソードの数々からラヴェルの素顔を、そして、同じ作曲家のために引き出せる、同時代や歴史上の作品について交わされた会話から、ラヴェルの音楽感を知ることができる。

モーツァルト、マスネ、シャブリエ、ストラヴィンスキー、サティ、ドビュッシー、プロコフィエフ、イダ・ルビンシュタイン、ディアギレフ等の名前も頻繁に登場し、20世紀初めのパリの様子が伝わってくる素晴らしい一冊。

本の最後に掲載されている「戦地からの手紙」は、すべての人が手本にすべきとも言える、ラヴェルの音楽に対する高貴な精神を垣間見ることができる。

【目次】
1. ラヴェルをめぐる女性たち
2. ラヴェルとストラヴィンスキー
3. 同時代の音楽家たち—ドイツ、ロシア、イタリア
4. ラヴェルの恩師、弟子そして友人たち
5. フランス音楽へのまなざし—ドビュッシー、ベルリオーズ、プーランク
6. 『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』をめぐって
7. モンフォール=ラモリのラヴェルの家
8. 素顔のラヴェル—日常生活のひとこま
9. ラヴェルの評価をめぐって
10. 思い出の演奏家たち
11. 『子供と魔法』から『ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ』まで
12. スクリャービン、イタリア未来派—同時代の異端者たち

単行本 : 254ページ
出版社 : 春秋社 (1998年12月)

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