ポロヴェツ人(韃靼人)の踊りーオペラ「イーゴリ公」より

アレクサンドル・ボロティンニコライ・リムスキー = コルサコフアレクサンドル・グラズノフ

「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」は、ロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロティンの代表曲で、オペラ『イーゴリ公』の第2幕の曲。完成前に死去したために、残されたスコアから、リムスキー = コルサコフとグラズノフによって完成させられた。

美しく印象的な旋律と力強いリズム、フォークロアの香りを漂わせたこの作品は、1909年に活動を始めたばかりのバレエ・リュスにも取り上げあれ、男性が激しく群集で踊る、ミハイル・フォーキンの振り付けと、古代ロシアを参考にデザインされたニコライ・レーリヒによる個性的な衣装により、強い印象を残し、解散まで踊り続けられる代表作となる。また、バレエ・リュス解散後の今も、世界中の多くのダンスカンパニーで踊り続けられている。

このCDは、モントゥーの後任として、バレエ・リュスの指揮者を務めたエルネスト・アンセルメによる演奏。

【収録曲】
1. 歌劇≪イーゴリ公≫~だったん人の娘たちの踊り/だったん人の踊り
2. 交響詩≪中央アジアの草原にて≫
3. 序曲≪ロシアの復活祭≫ 作品36
4. 熊蜂の飛行(歌劇≪サルタン皇帝の物語≫から)
5. 歌劇≪ルスランとリュドミラ≫ 序曲
6. 交響詩≪ババ・ヤガー≫ 作品56
7. 交響詩≪キキモラ≫ 作品63
8. 交響詩≪ステンカ・ラージン≫ 作品13

【演奏】
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド交響楽団

収録時間: 67 分

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