コンポージアム2018「ウンスク・チンを迎えて」

日時:5月24日(木)ウンスク・チンの音楽
場所:東京オペラシティ・コンサートホール

5月23日(水)19:00〜 講演会「ウンスク・チン、自作を語る」(無料)有り

世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核とした、東京オペラシティの同時代音楽企画が「コンポージアム COMPOSIUM」(造語:Composition + Symposium)です。「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、世界的に知られているオーケストラ作品作曲コンクールです。

20回目となる2018年は、韓国出身で、長くベルリンを拠点にして世界的な活躍を続けているウンスク・チンを審査員に迎えます。まさに現在第一線で次々と話題作を発表し続けているこの作曲家が、世界中から集まった応募作品の中からいかなる才能を発掘するか、注目です。

あわせて開催する作品演奏会で取り上げるのは、評価も高く再演も多い《クラリネット協奏曲》と《チェロ協奏曲》、加えて最近作の一つ《マネキン》で、3作とも日本初演となります。

世界的な作曲家を迎え、優れた現代作品を優れた演奏で楽しめる「コンポージアム2018」にご期待ください。

コンポージアム2018公式サイトより

[演奏]
指揮:イラン・ヴォルコフ Ilan Volkov, conductor
クラリネット:ジェローム・コント Jérôme Comte, clarinet
チェロ:イサン・エンダース Isang Enders, cello
読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra

[プログラム]
ウンスク・チン
マネキン(2014-15)[日本初演]
クラリネット協奏曲(2014)[日本初演]
チェロ協奏曲(2006-08, rev.2013)[日本初演]

Unsuk Chin:
Mannequin Tableaux vivants for orchestra (2014-15) [Japanese premiere]
Clarinet Concerto for clarinet and orchestra (2014) [Japanese premiere]
Cello Concerto for cello and orchestra (2006-08, rev.2013) [Japanese premiere]