北川健次展 Stresaの組鐘ー偏角31度の見えない螺旋に沿って

会 期:10月22日(水)→11月10日(月)
会 場:日本橋タカシマヤ 6階 美術画廊 X
 
北川健次は1952年福井県に生まれ、多摩美術大学大学院美術研究科修了後、駒井哲郎に銅版画を学び、棟方志功や池田満寿夫の推逸を得て作家活動を開始。版画・写真・オブジェ・詩・美術評論など幅広い表現活動で注目を集める作家です。
虚像と実像の狭間を「引用」という方法論により紡ぎだされる特異な世界観は、「視覚化された詩」ともいうべき深い詩情性をたたえ、見るものを耽美で官能的な幻視世界へと誘います。
今展では新作オブジェとコラージュを中心に、今春にイタリアで撮影した新作の写真を発表。ストレーザ、ジェノバ他、異邦での旅の体験が記憶の中で詩的な変容を遂げ、新たな北川健次の表現世界が展開いたします。

お問い合わせ:日本橋タカシマヤ 6階 美術画廊 X(03)3246-4310