ニジンスキーの手記

ヴァーツラフ・ニジンスキー 鈴木晶

1919年、狂気の闇のなかに沈みつつあった時期、ニジンスキーはノートに、自分の思考を書き付け始めた。これこそが名高い「手記」である。しかし、後に公刊されたそれは、彼の妻ロモラの手で改竄されていた! 本書は、フランスで刊行され話題を呼んだ『ニジンスキーの手記』の完全版を、ロシア語の原典より翻訳。


単行本: 398ページ
出版社: 新書館 (1998年)